市内飲食店で臨床美術ワークショップ

市内飲食店で臨床美術ワークショップ
自由な発想で臨床美術を体験する参加者

 浦河町の臨床美術士の田中郁子さん(59)がこのほど、苫小牧市日吉町のティー&フーズダンディライオンで、臨床美術ワークショップを行った。参加者は脳の働きを活性化させるオブジェ作りを楽しんだ。

 臨床美術は、絵画やオブジェを楽しみながら作り、脳を活性化させることで、認知症の予防や症状の改善、働く人のストレス緩和、子どもの感性を育てる効果などが期待できる芸術療法(アートセラピー)。

 ワークショップには、市内の女性3人が参加した。はがきほどの台紙に色が異なる紙粘土を貼り付け、ビーズで装飾。田中さんは「自分の感性で好きなように作業を進めて」と声を掛け、参加者は無心で作業を進めた。

 特別な道具は使わず、ほぼ手作業で、粘土を指先でぺたぺたと貼り付けたり、ひねり上げたりして、30分ほどで唯一無二のオブジェを完成させた。それぞれ色や形状が違う個性的な作品となり、参加者は互いに見せ合って笑顔を浮かべた。

 臨床美術を初体験した春日町の主婦秋葉恵子さん(68)は「自分と対面しているような感覚。制作が思いがけない方向に進んで面白かった」と満足した表情。田中さんは「臨床美術のプログラムは900通りある。表現したいように取り組めるので、誰もが楽しめます」と話した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る