町民6人が免許返納 白老交番に臨時窓口 苫小牧署

町民6人が免許返納 白老交番に臨時窓口 苫小牧署
白老交番で運転免許証を返納する町民ら

 苫小牧署は12日、白老町東町の白老交番に運転免許証返納の臨時窓口を開設した。同署まで距離がある住民の負担を減らすためで、同日は町民6人が手続きに訪れた。

 午後1時から約2時間にわたって受け付け、町民が書類に必要事項を記入すると、持参した免許証に穴が開けられた。代わりに町から70歳以上の返納者への特典として、1万800円分の町地域公共交通共通回数券が手渡された。

 同町萩野の工藤信子さん(73)は「カーブやバックの際に不安を感じていた。運転免許証に穴を開けられた瞬間すっきりしたので、今後はバスやJRを利用したい」と話した。同町川沿の阿部啓子さん(89)は昨年まで運転しており、「本当はまだ乗りたいが、事故を起こして子どもや周囲を心配させたくなかった」と心の内を明かした。

 同署は9月6日、むかわ町の鵡川交番でも臨時窓口を開設する。同署交通1課の高橋泰男企画係長は「大きな決断だと思うが、事故を起こさないことが最も大切。親や祖父母の運転が危ないと思ったら優しくアドバイスし、最後は自分の意思で返納してもらってほしい」と呼び掛けた。

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