アイヌアートの芸術性 五十嵐さ  ん講演で魅力語る 市美術博物館大学講座

アイヌアートの芸術性 五十嵐さ  ん講演で魅力語る 市美術博物館大学講座
アイヌ工芸品などの魅力について語る五十嵐さん

 苫小牧市美術博物館の大学講座が13日、同館で開かれ、前北海道立近代美術館学芸部長でフリーのキュレーター五十嵐聡美さんが「AINU ART―美の在り処(ありか)」をテーマに講義した。受講生約100人を前に、細かな技巧が光るアイヌ工芸品の魅力を解説した。

 五十嵐さんは道立近代美術館でアイヌ民族に関する展覧会を継続的に開催し、白老町の国立アイヌ民族博物館で現在開催中の木彫家藤戸竹喜さん(故人)の特別展でも企画、監修を手掛けた。

 講座ではアイヌ文様が施された着物や工芸品などの写真を次々と示し、繊細な手仕事に込められた思いを解説。「美」は生活の中の手仕事にあるとする民藝(みんげい)運動に通じる芸術性が感じられるとし、「機会があれば作品に触れてほしい」と呼び掛けた。

 受講した市内沼ノ端中央の女性(41)は「アイヌアートのすごさに加え、神秘的な感じも興味深くて、面白い話だった」と感想を語った。

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