「カスハラ」どう対応? 日生苫支社が苫小牧署と訓練

「カスハラ」どう対応? 日生苫支社が苫小牧署と訓練
クレーマーへの対応を学んだ従業員

 日本生命保険相互会社苫小牧支社は16日、カスタマーハラスメント対策の訓練を日本生命苫小牧ビル(錦町)で実施した。顧客からの無理な要求がエスカレートして暴力に発展することがないよう、従業員15人が実践的な対応を学んだ。

 苫小牧署の協力で、クレーマー役の署員が契約内容にない無謀な金銭を要求する設定で訓練が始まった。クレーマーが「お客さまは神様だろ」と声を荒げると、従業員は「そのような契約は結んでいないので、できない」と明確に拒否。激高したクレーマーは机をたたき、事務所に入って現金を奪うとしたため、従業員が110番通報し、訓練を終了した。

 同署生活安全課の出村憲史係長は「最後まで丁寧に説明していたのはよかった」と評価する一方で、「もっと早い段階で器物損壊や不退去罪が適用できる。従業員への暴行に発展しないよう気を付けて」とアドバイス。さらに「防犯カメラの設置や禁止事項をまとめた書類を提示すれば、顧客が我に返って落ち着くこともある」と具体策を示した。

 伊藤恵美店長は「威圧感で言葉に詰まったほか、通報する判断に迷った。(訓練で具体的な)対策を把握できてよかった」と話した。

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