第47回北海道サッカーリーグ第7節は21日、各地で4試合が行われた。ASC北海道(苫小牧地区)はホームの浜厚真野原公園で札大GPを2―0(0―0、2―0)で下し、勝ち点8として暫定ながら前節の6位から4位に浮上して前半を折り返した。北海道十勝スカイアースとBTOP北海道が首位攻防し、北海道十勝スカイアースが5―2で開幕7連勝として勝ち点21とした。
ASCは0―0で迎えた後半30分すぎ、ゴール至近の混戦で小笠原が蹴り込んで先制。アディショナルタイムにも澤田のスルーパスに高本が合わせて駄目押しの2点目を奪った。
▽第7節
ASC北海道(勝点8)2―0札大GP(勝点6)、ノルブリッツ北海道(勝点12)3―1CANALE小樽(勝点7)、北蹴会岩見沢4―2旭蹴会(勝点3)北海道十勝スカイアース(勝点21)5―2BTOP北海道(勝点18)
―本拠地で札大GP下す
ASC北海道が接戦を制し、今季のホームでは初めてとなる勝ち点3をもぎ取った。延期になった1試合ずつ少ない2チームがある影響も加味され、暫定ながら4位浮上を果たした勝利。永澤監督は「チームとして勝ち切れた試合。やるべきことを確かめるように選手同士がいい声掛けをしてくれた」と満面の笑みで語った。
DFの関主将は「1点を奪った後、受け身にならずに次を狙えた。GKもナイスセーブしてくれた」と言う。うれしい完封劇の立役者となったGKの芦谷はASC入り2年目。「きょうこそ失点せずに、と思っていた。DFと協力し合えた。来週から後半が始まるから備えたい」と気を引き締めていた。

















