堀井学衆院議員(52)=比例代表道ブロック、自民離党=が選挙区内の複数の有権者に香典などを提供したとされる公選法違反事件で、東京地検特捜部が堀井氏から任意で事情聴取したことが21日、関係者への取材で分かった。香典配布について認識などを確認したとみられる。
特捜部はこれまで、公選法違反容疑で堀井氏の議員事務所や自宅などを家宅捜索するとともに、元秘書らからも任意で聴取した。
関係者によると、堀井氏は2022年ごろ、秘書らを通じ、選挙区である道9区(胆振、日高管内)内の複数の有権者に対し、自身の名前が書かれた香典(1万~数万円)や枕花を渡した疑いが持たれている。違法性が疑われる寄付の総額は数十万円分に上るとみられる。
堀井氏は自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、18~22年、同派からの還流分計2196万円を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、今年4月に党役職停止1年間の処分を受けた。
堀井氏は1月の記者会見で、裏金の使途について、事務所運営費や支援者との交際費に充てたと説明しており、特捜部は裏金が香典などの原資になっていたとみて資金の流れを調べている。
公選法は、政治家本人が出席した葬式や通夜で香典を出す場合を除き、選挙区内の有権者への寄付を禁止している。
















