適正・公平な課税実現を 札幌国税局 榎本局長が就任会見

適正・公平な課税実現を 札幌国税局 榎本局長が就任会見
就任会見で抱負を述べる札幌国税局の榎本局長=24日午後、北海道経済記者クラブ

 札幌国税局の榎本政彦局長(59)は24日、札幌市内で就任記者会見を開き、「北海道の勤務は初めて。管轄する区域は広大であり、全道30税務署、約2100人の職員と力を合わせ、納税者の皆さんからの信頼の下、国の税制を支える組織としての役割を果たしていきたい」と抱負を述べた。

 榎本局長は今月10日付で就任。全道をカバーする札幌国税局については「全国の国税局の中で一番広い面積。全国の管轄面積の上位10税務署のうち、8税務署が札幌国税局管内」と説明。「冬場の厳しい条件の下で組織全体として、これまで先輩たちが脈々と伝統と実績を築き上げてきた。堅実な仕事をする国税局と承知している」と語った。

 また、わが国の税務行政は申告納税制度の下に成り立っているとし、「納税者の皆さんの国税組織に対する理解と信頼なくして円滑に運営することはできない」と指摘。「納税者が不公平感を抱くことのないよう、悪質な納税者に対しては組織を上げて厳正な対応を行い、適正、公平な課税、徴収の実現に努めていきたい」と強調した。

 昨年10月から始まったインボイス(適格請求書)制度については「事務負担に不安や懸念の声があることは重々承知している」とし、「事業者の立場に立って丁寧に対応していきたい」と述べた。

 榎本氏は埼玉県出身、明治大経営学部卒。1988年に関東信越国税局に入り、約22年間勤務した国税庁では主に人事畑を歩んだ。前職は国税庁長官官房主席国税庁監察官。

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