運動の習慣化目指す参加者募集 スポーツライフとまこまい

運動の習慣化目指す参加者募集
スポーツライフとまこまい
参加を呼び掛けるレッドイーグルス北海道の小林斗威

 アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は21日から、働く世代や運動に無関心な人たちの運動習慣化を目指す「スポーツライフとまこまい」の第1期を実施する。選手らと一緒にアイスホッケーを体験したり、手足指など全身の各部位を動かすコーディネーショントレーニングに取り組んだりしながら、健康増進につながるプログラムを実践する。

 スポーツ庁補助事業予算を受けた苫小牧市の「スポーツ習慣化促進事業」の一環。市が2020年度に行ったスポーツ活動実態調査のアンケートで、20~50代の市民のうち、月に3回以下の運動実施率が40%だったことを踏まえ、市と包括連携協定を結ぶレッドイーグルス北海道の選手やコーチ、トレーナーが持つ専門知識や運動プログラムを活用し、スポーツ習慣の定着を目指す。

 実施期間は21日から11月5日までで、市内在住か通勤や通学する20~69歳の運動習慣がない人が対象。定員は30人。レッドイーグルス北海道の選手やコーチが講師を務め、スケート靴の履き方や滑り方、スティックを使った基本スキルなどを段階的に伝える「アイスホッケー体験」が3回。小窪秀尚トレーナーが姿勢の悪さや肩痛、腰痛など、運動機能の改善を目指すプログラムを指導する「コーディネーショントレーニング」が3回の全6回。自宅でもトレーニングを習慣化するよう、動画でトレーニング方法の配信も予定している。

 事業の初日と最終日には、ハスカッププラザ(市保健センター)が主体となり、運動機能の測定を実施。データを分析し、事業効果や今後の取り組みの参考にしていく。

 希望者は、14日までに市内の各スポーツ施設に置いているチラシに記載されるQRコードか、レッドイーグルス北海道のホームページから申し込む。田中強チーフマネジャーは「これまで市の事業に参加していた人にはチームを、チームのファンの皆さんには市の事業を知ってもらうきっかけとなる。苦しくない、楽しいスポーツを選手と共に体験してほしい」と参加を呼び掛けている。

 問い合わせはスポーツ習慣化促進事業受託コンソーシアム 電話011(231)3053、メール sports@htri.co.jp

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