道警は道内の小規模な警察署7署を近隣の署に統合する整備計画案を発表した。現在の64署から57署に再編し、統合先で事件・事故対応を強化する一方、統合される署も「分庁舎」として残し、行政窓口やパトロール機能を維持する方針。9月5日までパブリックコメント(意見公募)を受け付ける。
計画案は、いずれも署員50人未満の、美唄署を岩見沢署▽赤歌署と芦別署を滝川署▽木古内署を函館中央署▽池田署を帯広署▽興部署を紋別署▽寿都署を岩内署―に統合する。岩内署は2027年4月以降の統合を、他の署は26年4月の統合を目指す。
警務課によると、道内は約20年前から刑法犯認知件数が大幅に減少するなど、治安は一部で改善傾向にある。ただし、特殊詐欺やサイバー犯罪の被害は深刻で、複雑かつ広域的な事案への対応が喫緊の課題となっている。
小規模署はこうした事件への対処や夜間・休日の人員配置が十分とは言えず、統合することで対応力強化が期待できるという。管内の交番や駐在所は存続させる。
道警は関係自治体の首長らや道議会に計画の説明を済ませており、計画が実現すれば、20年以来の統合となる。警察署の統廃合に必要な道条例の改正案は、来年度中の提出を目指すという。
















