苫小牧市消防本部によると、市内では今年度、7月末時点で17人(速報値)が熱中症疑いで救急搬送された。前年同期に比べ16人少ないが今後も厳しい暑さは続く見通しで、同本部は対策の徹底を求めている。
17人を年代別に見ると、18歳未満3人、18~64歳7人、65歳以上7人。症状は診断未確定の9人以外は、外来診療で済んだ軽症者だった。
今年は7月の月平均気温が過去最高の21・7度を記録したが、熱中症疑いの救急搬送は前年同月の33人からほぼ半減。同本部は、家庭や公共施設などでのエアコン設置拡大や各自の熱中症対策が進んでいることが背景にあるとみている。
ただ昨年は気温や湿度、日射量などから算出する「暑さ指数」が33以上になると予測される場合の「熱中症警戒アラート」が胆振管内に出された8月23~26日、熱中症疑いの救急搬送者が急増。4日間で20人を超えた。
今月も8日時点で、6人が救急搬送されている。
同本部救急課の小野寺通課長は「特に気温の変化を感じにくくなる高齢者は注意が必要」と指摘。救急隊員が駆け付けた際、窓やドアを閉め切った暑い室内で、長袖を着ていた高齢者もいたといい「室温管理などに気を配り、小まめな水分と塩分の補給を」と注意喚起している。
室蘭地方気象台によると、今後1週間は南からの暖かい空気が本道上空に入り込む影響で最高気温が25度以上の日が続き、湿度も高く推移する見通し。
















