苫小牧信用金庫と室蘭工業大学による「とましん子供ものづくり教室」が9日、苫小牧市表町の同信金本店で開かれた。小学生16人が参加し、錫(すず)のペーパーウエート作りを楽しんだ。
子どもにものづくりの機会を提供し、地域の技術教育にも貢献しようと、小学校の夏休みと冬休みに合わせて実施している。
同大理工学部創造工学科の清水一道教授(62)は錫を使った鋳造について「鉄は1500度で溶けるが、錫は300度」と、金属の中でも加工しやすいことを説明。子どもたちは道央の市町村のカントリーサイン(道路標識)の中から好きなデザインを選んで型を製作。熱した錫は大人が流し込み、最後にやすりをかけて完成させた。
初めて挑戦した苫小牧若草小3年の白崎姫乃さん(8)=元中野町=は「砂をしっかり固める作業が難しかった」といい、完成品を手にして「ちゃんと模様も出た。楽しかった」とにっこり。母親の愛美さん(38)も「実験好きなので自由研究にもぴったりです」と話していた。
指導に当たった清水教授は「多くの子どもがものづくりに興味を持ち、製造業の担い手が増えてくれるとうれしい」と期待を寄せた。
















