苫小牧署と苫小牧市は3日、JR苫小牧駅北口駐輪所で自転車利用者向けの交通安全の街頭啓発を実施した。計6人で手分けし反射材などを配り、昨年4月から努力義務化された自転車用ヘルメットの着用も呼び掛けた。
秋の全国交通安全運動(9月21~30日)期間中、道内で重大事故が相次いだことを受け、道は運動期間を5日まで延長しており、市や同署も安全対策を強化している。
この日は、同署員が用意したヘルメットを駐輪所にいた高校生らに試着してもらい、「ヘルメットは頭を守ってくれる。ぜひ着用を」などとアピール。苫小牧東高1年生の傳法谷忍さん(15)は「ヘルメット着用は面倒だと思っていたが試着したら思っていたよりも軽く、使いやすく感じた」と話した。
同署によると、今年、管内で発生した車対自転車の人身事故は9月末時点で前年同期比23件増の56件。同27日には市内拓勇東町の市道で自転車通学中の高校生が軽乗用車にはねられ、頭から血を流し救急搬送される事故も起きている。
同署の宮崎翔太交通第1課長は「道内では、直近のヘルメット着用率がまだ10%台」と指摘。「自転車運転時の死亡事故の約6割はヘルメットの未着用。ヘルメットによって被害は軽減されるので、活用してほしい」と呼び掛けている。
















