石破首相所信表明 地方創生に期待感 GXも「大変心強い」 知事定例会見

石破首相所信表明 地方創生に期待感 GXも「大変心強い」 知事定例会見
石破首相の所信表明演説について語った鈴木知事=4日午後、道庁

 鈴木直道知事は4日の定例記者会見で、石破茂首相が同日行った所信表明演説について、「地方創生の交付金を倍増するという発言もあった」とし、「地方創生10年を経て、まだまださまざまな乗り越えなければならない課題が地域にはある。この発言は心強く思うし、ぜひ実行に移していただきたい」と期待感を示した。

 知事は夕張市長時代、「2015年に石破首相が地方創生の初代の大臣として夕張に視察に来られて、私もさまざまな意見交換をさせてもらった」と振り返った。「全国の地域をかなり回られて、実情を踏まえた地方創生の取り組みを担当大臣としてやられてきた」と説明。「北海道は179の市町村があり、さまざまな地域の取り組みを行っている。今回、首相はさらに原点に立ち返り、地方を守り抜く、再起動するんだという発言と受け止めた」との認識を示した。

 また、所信表明演説で「GX(グリーントランスフォーメーション)の関係で、基本的には従前の岸田政権の取り組みの中で半導体のサプライチェーンの国内回帰を含む強靱(きょうじん)化、技術流出対策等を進めるという話もあった」と言及。道はラピダス(東京)の千歳市進出を起爆剤に「次世代半導体の製造・研究・人材育成の複合拠点の実現や、AIデータセンターをはじめとする取り組みを進めており、この表明は心強く思っている」と強調した。「いずれにしても今日は所信を述べられた。これから国会論戦もあると思うので、注視していきたい」と語った。

 自民党総裁選の決選投票で、知事と親交の深い菅義偉元首相が支持した石破氏が高市早苗前経済安保担当相を制して首相に就任した。今後について「夕張市長の時に、いろいろお話をしたことがある」とし、「私も知事なので、総理も大変忙しいと思うが、必要なことについてお伝えすべきことがあれば、そこはしっかりお話できる関係をつくっていきたい」と述べた。

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