日本の公教育考える 一般向けワークショップ 双葉町の子ども食堂で

日本の公教育考える 一般向けワークショップ 双葉町の子ども食堂で
参加者が各国の教育事情に興味を示したカフェ

 苫小牧市双葉町の子ども食堂「木と花の大ぼうけん」で2日、諸外国の教育から日本の公教育を考える一般向けワークショップが開かれた。子育て中の母親や小学校教員、教育に関心のある人など9人が参加。日本の「当たり前」を見直し、子どもたちが生き生き学べる環境について考えた。

 同食堂を運営するNPO法人木と風の香りは、地域住民に施設を自由に活用してもらうイベント「自由な居場所木と花のカフェ」を毎週水曜日に実施している。ワークショップはこの一環で、市内在住の廣田由佳さんが企画し、自身が知る各国の教育事情を紹介した。

 廣田さんは自己紹介で、小学5年生の長男が週の3日登校し、2日はホームスクーリング(自宅学習)する、ハイブリッド学習を選択していることを説明。国内ではさまざまな子どもがいるにも関わらず、学校が1種類しかない現状に疑問を抱き、親子で理想の学習スタイルを研究、実践していることを伝えた。

 研究で各国の教育事情を知り、オランダでは公立・私立共に多種多様な学校があり、学ぶ学校を自身で選ぶ権利が保証されていることや、学年をまたいだ学級構成、障害の有無を問わず一緒に学ぶ体制になっていることを説いた。個別に特化したフィンランド、ホームスクールの盛んな米国の教育についても解説した。

 参加者には子どもが不登校の人や、発達に不安を感じている人もおり、各国の多様な学習スタイルに興味を示していた。

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