球技の魅力に触れる とまこまい市民ラグビー祭

迫力あるプレーを見せた交流試合=13日、TOMASEIフットボールフィールド

 第45回とまこまい市民ラグビー祭(苫小牧市ラグビーフットボール協会主催、苫小牧市スポーツ協会、緑豊建設共催)が13日、苫小牧のTOMASEIフットボールフィールドで開かれ、愛好者らがコートで存分にプレーを楽しみながら競技の魅力に触れた。

 苫小牧市、苫小牧市教育委員会、苫小牧民報社後援。1978年に始まった催しで、毎年秋に続いてきた競技の普及を主目的にしたイベント。開会式では同協会の鳥越浩一会長があいさつで「集まってくれた人たちの志に熱いものを感じた」と語り、「交流の尽力いただいた人に感謝し、ぜひ親睦を深める機会に」と呼び掛けた。

 午前中のラグビー交流試合には地元苫小牧ラガーや道央各地域から参加した社会人クラブチームのプレーヤー45人が即席の3チーム編成で交流戦を展開。迫力ある大人同士のぶつかり合いを随所に見せて、実戦を存分に楽しんでいた。

 午後からは、児童、生徒や瀬園門学校生、ラグビーファンの老若男女を織り交ぜたタグラグビー交流大会が開かれ、苫小牧や各地域のチームの総勢100人が対抗戦を展開し、大いに盛り上がった。攻撃側になった選手の腰に面ファスナーで着けられた布ひもを守備側が奪うと、ボールのパスが課せられて進行するゲームが次々と行われ、歓声が上がった。

 同協会理事長の佐藤輝和大会実行委員長は「イベントを通じてラグビーをやってみたい人の多さを感じた。タグラグビーでは、『やってみると楽しい』と言う体験者の印象をぜひ普及につなげていきたい」と話していた。

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