イベント盛況、1500人が来場 とまこまいスポーツフェスティバル オリンピアンのトークショーも

100人綱引きをする市民ら=14日、苫小牧市総合体育館

 「『活気みなぎるスポーツ都市』とまこまいスポーツフェスティバル2024」が14日、苫小牧市総合体育館で開催され、市民ら約1500人が参加した。苫小牧スポーツ協会が主催する複合型イベントで今年で3回目。市民大運動会や苫小牧ゆかりのオリンピアンによるトークショー、各種スポーツ体験などが繰り広げられた。

 トークショーには丹羽孝希さん(卓球、リオ五輪銀・東京五輪銅各メダリスト)、佐藤久佳さん(水泳、北京五輪銅メダリスト)、岸塚美樹さん(アーチェリー、東京五輪女子団体5位入賞)、大澤ちほさん(アイスホッケー女子、ソチ・平昌・北京五輪出場)の4人が出演し、苫小牧の競技環境などをテーマに4人がそれぞれの逸話を語った。

 メインイベントの市民大運動会では「スポーツ玉入れAJTA」「100人綱引き」「パン食いリレー」「こどもチャレンジ」の4種目が行われた。

 綱引きでは25人ずつの4チームに分かれて、白熱した試合を展開し、会場は熱気に包まれた。綱引き種目で優勝したチームのメンバー、カビーシャ・ニルミンデさん(22)はスリランカからの留学生で「綱引きは母国でお祭りの時にやっていた。日本でこのようなイベントに参加できてとても楽しかった」と流ちょうな日本語で喜びを語った。

 このほか、会場にはさまざまなスポーツの体験ブースが設けられアイスホッケーシュート体験やアームレスリングの体験コーナーが人気を集めていた。

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