道内59人候補者確定 前回より11人増 小選挙区多くが激戦 20議席の争奪戦

12日間の選挙戦がスタート。候補の訴えに耳を傾ける聴衆=15日、札幌市中央区

 15日公示された第50回衆院選(27日投開票)の立候補届け出は同日午後5時で締め切られ、道内の候補者は12の小選挙区に39人、重複を除く比例代表道ブロック(定数8)の比例単独は20人の計59人で確定した。前回の衆院選(2021年10月、48人)より11人多い。道内の小選挙区の多くが激戦区となっており、初日から党幹部、知名度の高い議員が応援で来道し、てこ入れ合戦も活発化している。

 小選挙区の候補者は、立憲民主党と共産党の候補一本化が成立しなかったため、前回より7人多い。党派別の候補者は立憲12人(前職8人、元職1人、新人3人)、自民党11人(前職8人、新人3人)、共産9人(いずれも新人)、日本維新の会3人(いずれも新人)、公明党1人(前職)、参政党1人(新人)、無所属2人(いずれも新人)。

 一方、比例道ブロックでは、小選挙区との重複を除く比例単独は20人が候補者名簿に登録された。前回より4人多い。自民、立憲、維新、公明、共産、国民民主党、れいわ新選組、参政党、社民党、日本保守党、安楽死制度を考える会の11党派が候補を擁立した。

 8議席を争う比例は前回、自民が4議席、立憲が3議席、公明が1議席を獲得。今回は自民党派閥の裏金事件を受けて政治改革が最大の争点となっており、混戦模様だ。

 自民は小選挙区(道7区)から移る前職の伊東良孝氏を名簿1位に。4回連続優遇してきた前職の渡辺孝一氏は12位とした。裏金問題に関わった和田義明氏(道5区)は比例との重複は認められなかった。立憲は女性の元職・池田真紀氏(道5区)と新人・篠田奈保子氏(道7区)を1位で優遇。病気療養から復活に懸ける元職の石川知裕氏を12位で載せた。公明は前職の佐藤英道氏を1位とし、議席死守を目指す。共産は元職の畠山和也氏を1位で擁立し、議席奪還を狙っている。

 12の小選挙区は前回、自民が6議席、立憲が5議席、自公協力で公明が1議席を獲得。今回も多くの選挙区で与野党が競り合う激戦区となっており、「12選挙区中、9選挙区が激戦。どちらが勝つか分からない」(政党幹部)との声も上がる。初日から立憲は小川淳也幹事長が接戦区の道5区入りしたほか、枝野幸男元代表も札幌で街頭演説し、政治改革の必要性を訴えた。自民も18日に石破茂首相が来道する方向で調整しており、激戦区に入る予定。共産は18日に田村智子委員長が本道入りする予定。立憲の野田佳彦代表も早ければ週末に来道し、激戦区入りする方向で調整している。

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