国際舞台で7人入賞 極真苫小牧道場

国際舞台で7人入賞
極真苫小牧道場
道場を活気づけた7人の入賞者

 空手の極真苫小牧道場の門下生が第19回国際親善全ヨーロピアン大会選抜マス大山メモリアルジャパンカップ(9月8日、札幌市)で6~17歳の7人が組手や型の各部門で優勝を含めて入賞を果たした。指導に当たっている北海道極真武道会の冨髙泰至会長は「道場の一体感ある応援が実って、それぞれが結果を出してくれた」と戦いぶりをたたえた。

 国際競技会として道内勢の他、欧州勢やインド洋の各国などから202人が出場し、「組手」「型」のクラス別トーナメントを繰り広げた。

 苫小牧道場の主戦格で組手一般を制した苫小牧工業3年の伊藤翼は「最も頑張った末の優勝」と胸を張った。勝ち上がった決勝は同門の後輩、同1年の宮川陽基との対決になった。「蹴らせないで打ち合う形にできた」と伊藤。「高校生として出られる大会は年明けにもう一つ。いい形で締めたい」と抱負を語った。

 宮川はこの大会準優勝で一定の戦績者に参加権が与えられる11月のルーマニア大会遠征に志願した。「海外に行ってみたいと思っていた」と宮川。「そこではぜひクラス優勝してきたい」と意気込んでいた。

 昨年から空手を始めた14歳、関口大虎は組手中学2・3年男子で準決勝進出の3位。決勝進出を逃した点で「悔しい気持ちがある」と明かし、「技の手数をもっと出せるよう稽古していく」との考えだ。

 門下の児童や園児も奮戦。組手小学3・4年女子で準優勝し、型の少年少女初級3位の小川咲良子は「型では膝をよく曲げる練習をして、組手では相手を近づけ過ぎないようにする」と稽古のポイントを絞っていた。

 組手の小学2年男子で牧野拓実が優勝し、3位に佐藤力也が入った。「もっと練習して優勝できるよう頑張りたい」と牧野。佐藤は「準決勝で負けたのが悔しかった。もっと気持ちを強くする」と誓った。最年少の小川一路は幼年年長で準優勝し、「うれしかった。今度は優勝します」と元気いっぱいだ。

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