「一刻も早く完了したい」 厚真町養鶏場 鳥インフル防疫措置 石破首相へ協力要請 鈴木知事会見

「一刻も早く完了したい」 厚真町養鶏場 鳥インフル防疫措置 石破首相へ協力要請 鈴木知事会見
厚真町で発生した高病原性鳥インフルエンザの対応を説明した鈴木知事=18日午後、道庁

 鈴木直道知事は18日、定例記者会見を開き、厚真町の肉用鶏の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染を確認したことについて「道職員が国、厚真町、関係機関の皆さんと連携、協力をして24時間体制で迅速な防疫措置に取り組んでいる」とし、「本日朝7時に殺処分については終了し、現在、鶏舎の清掃・消毒作業などを進めている」と説明。道としては「地域の方々に安心していただくために、防疫措置を一刻も早く完了することができるよう引き続き対応していきたい」と述べた。会見後、衆院選の自民党候補応援のため来道した石破茂首相と札幌市内で面談し、防疫措置への協力を求める要請書を手渡した。

 知事は道内で既に今季、野鳥の死骸などから鳥インフルエンザの陽性が2例確認され、感染リスクが高い状況が続くことから「道内の養鶏事業者に対し昨日、発生状況の共有に加えて、日々の鶏舎周辺の消毒と防鳥ネットの確認など侵入防止対策の徹底をお願いした」と語った。

 道民に対しては(1)死んでいる、弱っている鳥など野生動物を見つけても素手では触らない(2)もし触れてしまった場合は手洗いを十分に行う―など冷静な対応を呼び掛けた。また、「流通している鶏肉や鶏卵は食べても安全であることをお伝えしたい」と強調。そして今回の発生は「肉用の鶏。防疫措置によって、卵の流通に影響を及ぼすことはない」と指摘し、「道としてはホームページやSNSを活用して正しい情報の発信に努めていく」との姿勢を示した。

 知事は会見後、札幌のホテルで石破首相に要請書を提出。内容は、早期終息に向け、道が行う防疫措置に対して防疫資材の備蓄体制の強化を図るなど万全な支援を講じること▽国民に対する正確な情報提供に努めるなど風評被害の防止を図ること▽防疫措置については発生地における負担が大きいことから財政支援を拡充すること―など4項目。

 要請後、記者団の取材に知事は「総理からは、要望を踏まえて政府として緊張感を持って道庁とよく連携しながら対応していくと、しっかりお答えをいただいた」と説明。「今後とも連携して、要望を含めて対応していただければ」と語った。

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