特殊詐欺被害を未然に防止したとして苫小牧署は16日、苫小牧花園郵便局の局員高木瞭さん(26)に署長感謝状を贈った。高木さんが詐欺被害を防いだのは2回目で、「身近に詐欺があるのを再認識した」と話している。
同署によると、10日午後2時15分ごろ、市内の60代女性が同局を訪れ、携帯電話で話をしながら窓口と椅子の間を行き来していた。高木さんは女性の不自然な動きと電話から漏れる声から詐欺を疑い、上司に報告。上司が同署に通報した。
警察の到着を待つ間、高木さんらが女性に話を聞いたところ、警察官を名乗る人物から「あなたの口座が詐欺グループの資金洗浄に利用されている。あなたも容疑者なので逮捕状を送る」と言われ、「罪を軽くしたいなら現金440万円を送れ」と要求されたという。同署は特殊詐欺事件として捜査している。
感謝状を受け取った高木さんは「(女性が)一生懸命貯金した財産を失わなくてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
















