障害や難病の子らにミュージカル 心魂プロジェクト 苫小牧

障害や難病の子らにミュージカル 心魂プロジェクト 苫小牧
パフォーマンスに参加する子どもたち

 劇団四季や宝塚歌劇団などの出身者でつくる「NPO法人心魂(こころだま)プロジェクト」(横浜市)が21日、苫小牧市福祉ふれあいセンターでミュージカルを上演した。重い障害や難病で劇場に足を運ぶことが困難な子どもや家族に、舞台芸術に触れる機会を提供する活動で約70人が生の演劇を楽しんだ。

 全国ツアーの一環で道内最終公演。市内で通所支援施設を運営するNPO法人テレサの丘の働き掛けにより集めた寄付や助成金などを活用して20、21の2日間の公演が実現した。

 ミュージカルは深く傷つき、ふさぎこんでしまった女性を架空の世界旅行に連れ出し、元気づける内容。俳優らがタンザニアやアメリカ、「魔法の国」などにちなんだ歌を熱唱すると子どもたちは瞳を輝かせて聴き入り、物語の世界に引き込まれていた。

 21日の公演はテレサの丘が運営する通所支援施設の関係者向けに行われ、5~18歳の施設に通う子どもやきょうだい9人が出演。よさこいソーラン踊りで、主人公の女性を”元気づける”役どころで会場を盛り上げた。

 出演した緑小3年の大久保和奏(わかな)さん(8)は「皆でダンスができて楽しかった。また参加したい」と笑顔。母親の裕子さん(42)は「緊張したようだが、友達と意気投合できて良かった」と目を細めた。

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