政治分野における男女格差を是正するためのクオータ制について学ぶ社会参画フォーラムが17日、苫小牧市民活動センターで行われた。日本医療大学(札幌)の林美枝子教授が講師を務め、男女間の極端な不平等が生じている要因やその影響について解説。特に、道内では女性議員が0~1人の市町村議会が5割を超えるという課題を指摘し、クオータ制の有用性を説いた。
一般社団法人ネットワーク苫小牧(中村こずえ会長)、公益財団法人北海道女性協会の主催。同協会が講師派遣などを行う男女平等参画推進事業の一環で、市民ら50人が参加した。
林教授は、男女平等度を示す「ジェンダーギャップ指数」の国際的な調査で、日本は政治や経済分野の不平等によって下位に位置付けられていることを説明。女性議員の少なさから、女性の民意が政治に届いていないという事例も紹介し、議席の一定数を女性に割り当てたり、候補者の一定割合を女性にするといったクオータ制導入の必要性を強調した。
また、道内179市町村のうち女性が1人もいない議会が47に上ることも指摘。「女性自身も政治を他人事とせず、地域内での学びの場や活動に参画する姿勢を持つことが大切」と語った。
















