デートDVを考える 保健体育で性教育 追分中

デートDVを考える 保健体育で性教育 追分中
相手を尊重する大切さを伝える山田さん(左)

 安平町の追分中学校(三品秀行校長)は22日、3年生の保健体育で「『生と性』~命の大切さを知ろう~」の授業を行った。札幌市の性教育アドバイザー山田亜弥さん(37)が暴力の種類やデートDV(配偶者、恋人などからの暴力)について、生徒たちに分かりやすく解説した。

 山田さんは、暴力にはたたいたり蹴ったりするなどの身体的暴力以外に、傷つくことを言うなど精神的暴力、勝手に体を触る性的暴力など計6種類あることを説明。「若い人の間では、しょっちゅう電話やLINEを送り、相手のスマホを勝手に見るデジタル暴力も多い」と話した。

 その後、デートDVについて生徒に考えてもらい、「DVをしない、されないためには付き合っている2人の力関係を意識すること。上下関係より相手を尊重する対等な関係が良い」と述べた。

 鈴木ほのかさん(15)は「暴力にいろいろな種類があること、DVは身近に起きてもおかしくないことが分かった」と話した。

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