もつれる最終盤 デッドヒート続く 道内多数が激戦区

もつれる最終盤 デッドヒート続く 道内多数が激戦区
選挙戦も最終盤。候補の演説に耳を傾ける支持者ら=札幌市中央区

 政治とカネの問題を受けた政治改革を最大の争点に、15日に公示された第50回衆院選は27日、投開票される。39人が出馬した道内12小選挙区は多くが接戦区となり、最終盤まで激しい選挙戦を展開。特に札幌圏の3、4、5区と6区(上川管内)、10区(空知・留萌管内)の5選挙区は、最後まで与野党候補のつば競り合いが続いている。定数8の比例代表道ブロックも議席奪取と上積みを目指して、各党派がせめぎ合いを繰り広げている。小選挙区は27日深夜に、比例は28日未明に大勢が判明する。

 道内では小選挙区と比例合わせて20議席の争奪戦。衆院解散前の議席は自民党10議席、立憲民主党8議席、公明党2議席。与野党の勢力が拮抗(きっこう)している。前回(2021年10月)の12小選挙区は、与党の7勝5敗だった。

 今回は派閥の裏金事件による政治とカネの問題で自民に強い逆風が吹き、公示以降もその風はやんでいない。一方、野党も立憲と共産党の候補一本化が成立せず、12小選挙区中、9選挙区で野党が競合。「自民批判票」が分散する選挙戦となっている。

 公示以降、各党とも組織固めなどの地上戦、街頭演説などの空中戦を活発化。道内では多数の小選挙区が接戦状態とみられる。自民の石破茂首相(党総裁)、立憲の野田佳彦代表、公明の石井啓一代表、共産の田村智子委員長ら党首や党幹部、大物議員らが続々と激戦区入りし、舌戦がヒートアップ。特に3~6区、10区の5選挙区は最後まで与野党候補がデッドヒートを繰り広げており、予断を許さない情勢が続いている。

 一方、比例道ブロックはこれまで、自民、立憲(旧民主)の2強が覇権争いを繰り広げてきた。前回は自民が4議席、立憲が3議席、公明が1議席を獲得している。今回は自民、立憲、日本維新の会、公明、共産、国民民主党、れいわ新選組、参政党、社民党、日本保守党、安楽死制度を考える会の11党派が候補を擁立。各陣営は8議席目のボーダーラインを25万票前後に想定。単独候補20人のほか、小選挙区との重複候補も数多く出馬し、各党派とも議席奪取へ最終盤までしのぎを削っている。

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