3氏、最後の訴え あす投開票 衆院選道9区

街宣車で遊説する立野氏(右)、選挙カーに乗り込む松下氏(中央)、選挙カーから手を振る山岡氏(左)

 第50回衆院選はあす、投開票日を迎える。道9区(胆振・日高管内)は、共産党新人の立野広志氏(67)、自民党新人の松下英樹氏(34)、立憲民主党前職の山岡達丸氏(45)=届け出順=が15日の公示以降、「政治とカネ」の問題を最大の争点に舌戦を展開してきた。3氏は26日、選挙区管内を「最後の訴え」で巡り、「矛収め」をいずれも苫小牧市内で予定している。

2000万円問題 裏切り行為 共産・立野氏
 立野氏は午前8時、室蘭市内の宿泊先ホテルを出発し、最終日の遊説をスタート。支持拡大に向けた最後の一押しを求め、室蘭市内の住宅街を細かく流し、30分ごとに5分程度の短い街頭演説を織り交ぜて有権者にアピールした。

 演説では、自民党が派閥の裏金事件で非公認とした候補が代表を務める党支部にも政党助成金2000万円を支出していた問題を重点的に取り上げ、「国民の暮らしを欺く裏切り行為。暴いたのは共産党(機関紙)のしんぶん赤旗だ」と共産党の実績を訴えている。

 最終日は、午後から苫小牧市内入りし、全域で街宣車を流す。最後の演説は午後7時45分から、見山町の同党苫小牧地区委員会前で行う。

一人でも多くの支援を 自民・松下氏
 松下氏は午前7時45分ごろ、選挙カーに乗り込み、関係者に見送られ、苫小牧市若草町の選挙対策事務所を出発。午前8時から市内各所で「一人でも多くの支援をいただききたい」と呼び掛けた。

 同党道9区の選考委員会で9月29日に候補者として内定してから1カ月弱、知名度不足を補おうと、自身のPRと市民生活に寄り添った物価高対策や子育て支援の充実を訴えた。陣営も「(松下氏を)見てみたいと問い合わせが増えている。評判はいい」と手応えをつかむ。

 最終日は海の駅ぷらっとみなと市場前を皮切りに商業施設などを精力的に回り、街頭演説やつじ立ち演説を展開。矛収めは午後7時半から、同事務所で行う。

「全力で」支持者に感謝 立憲・山岡氏
 山岡氏は午前7時50分ごろ、室蘭市内の宿泊先ホテル近くで、SNS用のメッセージ動画を撮影し、「12日間の選挙の締めくくりの1日。最後まで支援を訴えて行く」と力強く語った。

 選挙戦終盤の24日は街宣を一部中止するなど予定を変更し、大雨の被害を受けた日高地区の状況を現地視察して回るなど、唯一の前職として地域に密着した活動を重視した。

 最終日の朝も支持者に見守られ、遊説隊に「皆さんの支援があってこそ」と感謝。「投票箱のふたが閉まるまで全力で頑張る」と円陣を組み、「ガンバロー」と気合いを入れて選挙カーに乗り込んだ。最後の訴えは午後7時40分から、苫小牧市末広町の出光カルチャーパークで行う。

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