リクルート北海道じゃらん(本社札幌市)は、道内在住の宿泊旅行者を対象に実施した「北海道版旅行者動向調査2019」の結果を発表した。直近1年間で訪れた宿泊旅行先は前年に続き札幌がトップで、登別温泉は7位に。一方、日帰り旅行先ランキングでは、支笏湖・千歳が3位に入った。
調査は5月27~31日にインターネットで実施。18年4月から今年3月までに北海道旅行(出張・帰省・修学旅行を除く)をした道内在住者1817人から回答を得た。
宿泊旅行先(複数回答)のランキングでは、札幌が宿泊した人の割合39・7%で1位。これに定山渓温泉(25・9%)、函館・湯の川温泉(18・3%)と続き、ベスト3は前年と同じ。阿寒湖温泉(9・5%)が前年のランク外から10位に入った。
日帰り旅行先(複数回答)も札幌(20・5%)がトップ。以下、小樽(16・3%)、支笏湖・千歳(10・5%)、定山渓温泉(9・6%)、江別・恵庭・北広島(8・9%)の順となった。
この他、満足した宿泊旅行先では、前年から引き続き余市・仁木・キロロがトップ。2位の知床、3位の利尻・礼文も前年と同じ。4位には前年13位の洞爺湖温泉が入って躍進した。
もう一度行きたい宿泊旅行先では、前年11位の積丹・岩内が一気に首位に。2位には前年26位の天人峡・旭岳温泉・東川が入り、3位は前年8位の登別温泉がランクを上げてトップ3に入った。
また、直近1年間の宿泊を伴う北海道旅行の回数は、前年より0・01回微減した2・51回。宿泊旅行1回当たりの1人の費用総額は、平均で前年より1169円減の2万3395円となった。
宿泊旅行の同行者は、「配偶者」が39・6%で最多。これに「未就学児連れ家族旅行」(16・5%)、「小学生連れ家族旅行」(14・3%)、「友人」(10・7%)と続いた。
















