道はこのほど、苫小牧工業高校でICT(情報通信技術)体験講習会を開いた。土木科の1年生31人が、講演や体験を通じ、最先端のICTやドローン(小型無人飛行機)の活用に理解を深めた。
建設業の担い手確保を目指し、最先端の建築関連技術に触れてもらう事業。道内各地の工業高校で行っており、同校での実施は昨年に続き2回目。
講演では、コマツカスタマーサポート(北広島市)の社員が、建設現場で機械をICTで自動制御すると、人手不足の解消や安全確保につながると説明。重機の操作は経験がなくても「熟練作業員と同レベルの作業ができる」と強調した。
体験では、ドローンの運用に関する法律などを学び、実際に操縦した。生徒らは初めてのことに緊張していたが、モニター付きコントローラーの扱い方に次第に慣れ、短時間で直径1メートルほどの輪をくぐらせたり、スラロームや離着陸を成功させたりしていた。
山口駿将さん(15)は「ゲームと違い、スティック(操作レバー)を少し動かすだけで機体が大きく反応するので難しかった」と振り返り、「ドローンを使う仕事に興味を持った」と話した。
操縦方法を教えたスカイスパイス(札幌市)の成田泰士代表は「法規制なども含め、ドローンへの関心を高めてほしい。(きょうの体験が)将来、建設業界で活躍するきっかけになるとうれしい」と、ICTを自在に操る建設技術者の誕生に期待を寄せた。
















