苫小牧市社会福祉協議会は1日、市の総合防災訓練に合わせ市民活動センターで災害ボランティアセンターの運営訓練を実施した。
大災害時にボランティアを受け入れ、避難所からの要望に沿って派遣する訓練で3年連続3回目。職員約40人と防災ボランティア約20人が参加した。
センター窓口を訪れたボランティアは、受け付けを済ませた後、掲示板に張り出された「支援物資配布の手伝い」「避難してきた高齢者の話し相手」「避難ペットの散歩」といった避難所からの支援要望用紙をチェック。社協職員のアドバイスをもらいながら、支援先を選んでいた。
総合防災訓練の避難所となった苫小牧東小学校に出向き、市職員などから支援要望がないかを聴き取る訓練も行った。
市内柏木町の松田佐和子さん(72)は「支援者として何ができるかを確認することができてよかった」と語った。
















