道教育委員会は3日、2020~22年度の公立高校配置計画を発表した。22年度については、6月4日に公表した同配置計画案通りの内容。全日制課程は恵庭北(普通科)など石狩学区の5校を各1学級増としたほか、1977年度以来、45年ぶりに学級減はゼロとした。
22年度に学級増となるのは、石狩学区の恵庭北、札幌月寒、札幌北陵、札幌手稲、札幌丘珠の5校。恵庭北は現行の1学年7学級が8学級に増える。
また、20年度については、19年度に学級減を行った26校のうち、日高学区の静内(普通科)や浦河(総合学科)など14校を各1学級増に変更。静内は現行1学年4学級が5学級に、浦河は1学年3学級が4学級になる。道教委では「中卒者数の状況などを総合的に勘案した」としている。
この他の胆振東、日高、石狩学区は既に発表済みの計画通り。胆振東学区では、苫小牧総合経済の流通経済科が21年度に1学級減となり、現行の1学年4学級が3学級に。苫小牧工業定時制も21年度に機械科(1学級)と建築科(1学級)を統合し「工業技術科」(1学級)となり、現行の1学年2学級が1学級になる。石狩学区では、20年度に千歳(普通科)、北広島西(同)、恵庭南(同)、21年度に北広島(同)がそれぞれ1学級減になる。
















