とまこまい消防フェスティバル 家族連れら1500人来場

 とまこまい消防フェスティバル 家族連れら1500人来場
ホースを両手で握り放水にチャレンジする子どもら

 苫小牧市消防本部は8月31日、市内新開町の同本部で「とまこまい消防フェスティバル2019」を開催した。家族連れなど約1500人が来場。子どもたちが放水などに挑戦した。

 消防の仕事を身近に感じてもらおう―と2017年にスタートし、3回目を迎えた。

 会場には、石油コンビナート火災などに対応する消防チーム「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の特殊車両2台やはしご車、救急車など約10台を展示。来場者は乗車し、写真撮影などを楽しんでいた。

 消防士体験コーナーでは、子どもたちが長さ約5メートルのロープ渡りに消防隊員の手助けで挑んだり、重いホースを両手に持って放水にチャレンジした。

 白煙が充満した煙体験コーナーのテント内を、姿勢を低くして歩いた市内新明町の榊本(さかきもと)圭汰朗君(4)は「ほとんど見えなかったけれど、楽しかった」と笑顔で話した。

 会場では、苫小牧海上保安署や陸上自衛隊も装備品を展示し業務をアピール。市は防災グッズを紹介し、ペットボトル入りの水道水「とまチョップ水」を販売した。

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