学びの成果を堂々と 苫小牧市―「こども研修」報告会

学びの成果を堂々と 苫小牧市―「こども研修」報告会
都内で行った研修成果を報告する児童生徒

 苫小牧市が市内の小中高校を姉妹都市などに派遣する「こども研修」の報告会がこのほど、市民活動センターで開かれた。7月に東京都八王子市を訪れて苫小牧のPR活動などに取り組んだ児童生徒が、保護者や岩倉博文市長の前で研修で学んだ成果を堂々と発表した。

 こども研修は市のリーダー養成事業で、今年度は公共サービス民間提案制度を活用し、市内のトートー事務機に事業を委託。小学6年~高校1年の28人が7月27~30日、八王子市市役所を訪問したり都内で苫小牧産の野菜を販売した。

 報告会では、道産品アンテナショップ・北海道どさんこプラザ有楽町店で実施した苫小牧に関するアンケート調査について、結果と感想を発表した。調査では大多数の都民が「苫小牧」の名を正確に読めたが、来道の際は通過点になる印象が強いことが分かったことを報告。児童生徒は「苫小牧の魅力をもっと知ってもらえる取り組みが必要だと思った」と述べた。

 山村彩結さん(開成中2年)は「こども研修の参加は初めて。苫小牧の野菜を東京の人に喜んでもらえたことが印象に残った。苫小牧の魅力も再発見でき、とても楽しかった」と話していた。

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