苫小牧市区選出の道議会議員、遠藤連氏(65)の道政報告会「初秋の集い」(後援会連合会主催)が2日、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で開かれた。4月の道議会議員選挙で6期目の当選を果たした遠藤氏は「ニューチャレンジ」を道政の新たな課題解決のテーマに掲げ、引き続き議員活動に努力していくと語った。
会合には支援者など800人が出席。遠藤氏は、苫小牧市への児童相談所分室設置や道立特別支援学校誘致について話題提供し、「両方とも2021年4月に開設する」との見通しを説明。来年度までに開設する道央自動車道苫小牧中央インターチェンジ(仮称)と緑跨(こ)線橋の工事が終わった後、苫小牧港付近に苫小牧産の食材などを提供する飲食観光施設を立ち上げる地域活性化構想を示した。
また、北海道が態度を保留しているIR(カジノを含む統合型リゾート施設)について、「鈴木直道知事は誘致するだろう」との見解を主張。これまでの道の取り組みを受け継ぎ、道民の理解を得た上で「間違いのない結論を出してほしい」と述べた。
















