胆振総合振興局は2日、苫小牧市新中野町のNDS中野自動車学校で、農作業体験付きの合宿免許プランに参加し、実際に体験した本州の大学生3人に修了証を授与した。学生たちは農業の仕事を通じて胆振地域の魅力に触れた喜びなどを語り、企画した同振興局も「地方創生につながる」などと手応えを語った。
地域の人々と多様に関わる「関係人口」の拡大を狙いに、同振興局が苫小牧市内の自動車学校2校と昨年12月に包括連携協定を締結。合宿免許受講者向けに農業体験を加えたプランを売り出し、13人が申し込んだ。
修了証授与の対象になったのは、8月にむかわ町で農作業を体験した大学生3人。式典には2人が出席し、同振興局の花岡祐志局長から修了証を受け取った。
3人は8月22日から6日間、鵡川農協の施設で1日7時間、トマトの選別や空箱の運搬作業に従事。東京工科大学2年の野上悠斗さん(20)は「トマトの箱詰めを体験した。北海道の印象が今までと変わった」と語り、九州大学1年の谷澤健太さん(19)は「胆振地域は今まで来たことがなかったが、夏は過ごしやすくていい」と話した。
道はこの取り組みを高く評価しており、花岡局長は「都会の若者を地方に呼び込む地方創生につながる。多くの人に農作業を体験してもらい、胆振のファンを増やしたい」と意気込む。
同校の担当者も「農作業体験を希望する学生は多い。今後もプランを展開していきたい」としている。
















