トマフィールド・ジャズ定期ライブ 聴衆も乗ってスイング

トマフィールド・ジャズ定期ライブ 聴衆も乗ってスイング
迫力ある演奏を披露する楽団

 苫小牧市のジャズのビッグバンド、トマフィールド・ジャズ・オーケストラ(上村悦代団長)は1日、市文化会館で定期ライブを開いた。団員約20人が迫力ある演奏を披露し、来場したジャズ愛好家など約250人を沸かせた。

 同バンドは2008年6月に結成され、団員はジャズの普及を目的に日々練習を重ねている。

 定期ライブは13年から毎年開催し、7回目。2部構成で、アンコールを含む18曲を披露した。このうち1部では、広く知られるスイングジャズの代表曲「Moonlight Serenade」や「A列車で行こう」などを発表。ジャズのスタンダード曲として名高い「Route 66」はボーカルも参加し、会場には軽快な演奏と力強い歌声が響き渡った。

 華やかなパフォーマンスに、聴衆は手拍子や体でリズムを刻んでいた。

 昨年に続いて来場した市内美園町の大西一郎さん(55)は「知ってる曲目があって楽しい。会場もアットホームな雰囲気で温かい」と話した。

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