苫小牧市立中央図書館は26日まで、館内3カ所で防災グッズなどの展示「身近な防災を考えてみよう」を行っている。胆振東部地震から1年を機に、防災意識を高めてもらおうと企画した。
1階の貸し出しカウンター前では館内で備蓄している保存水、カンパン、アルファ米などをガラスケースに陳列。図書検索機の横には「ハザードマップの活(い)かし方」「命を守る防災事典」など災害関連図書を約20冊を並べた。
2階の自習室前でも避難時に必要なリュックやスリッパ、マットなど防災グッズを展示。ツナ缶を使ったランプ、段ボールを活用したベッド、風呂敷をバッグに利用する方法など有事の際に役立つ知識も紹介している。
郷土資料室前には、胆振東部地震に関連した苫小牧民報の新聞記事も掲示した。
同館職員は「市や道が防災についてまとめた資料なども集めた。有効活用してほしい」と呼び掛ける。
















