長寿祝って楽しいひととき 町内会や施設でイベント

長寿祝って楽しいひととき  町内会や施設でイベント
苫小牧若草小児童(手前)によるよさこい演舞を楽しむ高齢者=7日午前11時半ごろ、元中野町総合福祉会館

 敬老の日の16日を前に、苫小牧市内の町内会や高齢者施設で相次いで敬老会が開かれている。7日までに少なくとも5町内会、2施設で開催。長寿を迎える住民や施設利用者を祝福した。

 今年は市が把握しているだけで、110団体(前年比2団体増)が敬老会を予定。1日のケアハウスのナイスディやなぎ(柳町)、西町親交会を皮切りに始まっており、7日には柏木町町内会、第七区親交会、元中野町内会、春日清水町内会、グループホーム山法師(日吉町)がそれぞれ開催している。

 7日、元中野町総合福祉会館で開かれた元中野町内会(佐藤守会長)の敬老祝賀会には、今年度75歳以上になる地域の高齢者229人中41人が出席。苫小牧若草小学校の6年生35人によるよさこいソーラン演舞や楽器愛好家のチェロ、ビオラ演奏を楽しみ、刺し身や赤飯などの料理に舌鼓を打った。

 町内在住の小林充さん(75)は「おいしい料理に楽しいステージを用意してもらえ、ありがたい」と笑顔。佐藤会長(64)は「地域の高齢者が一堂に会する機会は少ない。これからも元気に暮らしてもらえれば」と話した。

 今年の敬老会のピークは16日で、32団体が実施予定。市によると、7月末の65歳以上の人口は前年同月比916人増の4万9109人で、全人口に占める高齢者の割合は約28・6%。

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