岩倉建設と西松建設を無災害表彰 苫労基署

岩倉建設と西松建設を無災害表彰 苫労基署
伝達式に出席した(左から)佐藤課長、桜田署長、大西所長

 苫小牧労働基準監督署(桜田勝幸署長)は、2018年度以降に無災害で工事を完了した岩倉建設(本社札幌市)、西松建設(本社東京都)の2社に対し、厚生労働省労働基準局長名で建設事業無災害表彰を贈った。5日に苫小牧市内で伝達式が行われた。

 労働者災害補償保険料が160万円以上の工事を対象に、全工期を通じて業務上の災害が発生しなかった事業場に贈られる。

 岩倉建設は、昨年3月1日から今年の1月30日まで、明野新町の駒大苫小牧高校で生徒寮(鉄筋コンクリート4階建て、延べ床面積2820平方メートル)の新築工事を担当。西松建設は昨年3月15日から今年の6月15日にかけ、千歳市のホンダカーズ札幌中央千歳店(鉄骨2階建て、延べ床面積2917平方メートル)の新築工事を担当した。

 伝達式には、岩倉建設建築部工事課の佐藤和彦課長、西松建設札幌支店外市作業所の大西孝治所長が出席。佐藤課長は人員や工期に余裕があったとし、「作業スペースにも十分なゆとりを持てたことで安全につながった」と強調。大西所長は、工事中は既存の建物で店舗が営業中だったことに触れ、「店員や客の保守に留意し作業を行った」と振り返った。

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