市議会 ごみ分別相談対応でアプリ導入を検討ー苫小牧市

市議会 ごみ分別相談対応でアプリ導入を検討ー苫小牧市

 苫小牧市は、年間1万件を超えるごみの関連相談を踏まえ、スマートフォンやタブレット端末でもごみの分別方法などを手軽に確認できるアプリケーション(アプリ)の導入を検討している。

 9日の市議会定例会で、松尾省勝氏(民主クラブ)の一般質問に答えた。

 市環境衛生部によると、ごみに関する苦情・相談は年間約1万2000件に達し、内訳としてはごみの分け方や出し方に関する内容が8割、不適正排出やごみステーションの苦情や相談が約1割で、残りは不法投棄などという。

 同部は現在、ごみ分別ルールに関してごみガイドブック「クリーンとまこまい」や市のホームページをはじめ、出前講座や各種イベントを通じて周知している。今年度は、携帯電話やパソコンから市のごみ関連情報を掲載したインターネットサイトに簡単にアクセスできるように「QRコード」を記した名刺サイズのカードを作成し、市役所などで配布も始めた。

 アプリ導入の検討に当たっては、市は「若者世代をはじめ、スマホ利用者に向け時間を選ばず、より多くの情報が提供可能になる。ごみの収集日などを知らせ、ごみの出し忘れを防ぐ効果も得られる」と期待している。

 他の自治体ではすでにごみ分別アプリ導入の動きが見られる。札幌市の分別アプリでは、ごみの品名から検索して出し方や分け方が確認できる他、日本語だけでなく、英語や中国語、韓国語にも対応している。

◇   ◇

記者席 公園は誰のものか

 遊ばない人が喜ぶ公園―。9日の市議会定例会で桜井忠氏(会派市民)の一般質問を聴き、そんな皮肉が記者の頭に浮かんだ。ボール遊びが可能なように高さ3メートルのフェンスを市が設けた公園にもかかわらず、地元の小学生がボール遊びを禁止されていた実態が明らかになったからだ。

 市教育委員会によると、公園の近隣住民から騒音への懸念が出たため、学校側がボール遊び禁止を独自判断で子どもたちに指示したらしい。市教委は学校の判断に一定の理解を示しながら、一律に禁止ではなく、趣旨や目的に沿う形で対応する必要性を指摘。その後、学校側は子どもたちとボール遊びのルールを改めて確認した上で、公園でのボール遊びが可能になったという。

 しかし、誰もが楽しく遊べるようにルールを決めて、それを守らせるのが大人の役割。大人もかつて子どもだった。子どもの成長を見守ることも大人の責任ではないか。
(河)

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