鈴木直道知事は10日の定例会見で、苫小牧など全道8カ所に開設する道立高等技術専門学院の愛称を「MONO(もの)テク」とすると発表した。併せてキャッチフレーズも「技術で拓(ひら)け、夢・未来」としたことも発表。今後の学院のPRや訓練生募集に活用していく。
愛称とキャッチフレーズは7月12日~8月20日に公募。全道から計139件の応募があり、民間企業や関係機関も加わって選考した。愛称は札幌市在住の高橋里美さん、キャッチフレーズは札幌市在住の朝倉修さんの作品がそれぞれ採用された。
鈴木知事は「MONOテク」について、「北海道のものづくりを支える技術(テクニック)を持った人材を育てる施設であることを、親しみやすく表現した」と説明。キャッチフレーズについては「技術を身に付けて、将来の夢を実現することを応援するメッセージを表現している」と語った。
高等技専は、専門的な知識や技能・資格を身に付けて就職を目指す人たちを対象に、ものづくりを重点とした職業訓練を行う施設。道内には苫小牧、札幌、旭川、室蘭、釧路など8カ所に開設されている。愛称については今後、「MONOテク苫小牧」「MONOテク札幌」などとして活用していくという。
この他、鈴木知事は、札幌市中央区にある知事公邸(北1西16、9LDK)を廃止することを正式に表明し、近くの民間のマンション(北3西16)の住宅(3LDK)を借り上げて公邸として使用する理由を説明。現公邸には知事就任から約4カ月居住しているが、「例えばボイラーが故障してお湯が出ずに、お風呂に入れなかったり、水が出ないこともあった」と1980年建築で老朽化が著しいことを挙げた。さらに除雪費、警備費、修繕費などで年間の維持管理費が約1200万円に上っているほか、長期的に使用するための改修に多額の工事費が必要であることを指摘し「経済性も考えて民間の住宅に住もうと決めた」と語った。
転居するマンションは家賃14万9000円、駐車場1万9000円、共益費など1万4000円で月額18万2000円。うち、6万1000円を知事自身が公邸使用料として負担するという。引っ越しの時期は「(現公邸の)除雪費も非常に大きいので、雪が降る前に移りたい」と述べ、第3回定例道議会終了後の10月中に転居する考えを示した。
















