透析患者や家族らでつくる苫小牧腎友会(工藤彰洋会長)は15日午後1時から、苫小牧市民活動センターで講演会「多発性囊胞(のうほう)腎の診断と治療について」を開く。北海道難病連苫小牧支部との共催で、受講無料。
多発性囊胞腎は、腎臓に水がたまった原因不明の空洞(囊胞)が多数現れて徐々に大きくなり、病気の進行に応じて腎機能を低下させる国指定難病の一つ。国内の患者数は約3万1000人に上り、このうち人工透析を必要とする患者が約8400人いるという。
遺伝性があり、成人して以降に発症するケースが多く、患者の約半数が60歳までに末期腎不全に陥り、人工透析を必要としている。腎不全に至る過程で致死的な合併症を伴うこともあるという。
講演では、恵庭市の恵み野病院腎・高血圧内科部長、日高輝夫さんが病気の現状と診断について、苫小牧市矢代町の日翔病院副院長、坂本和也さんが特効薬による治療についてそれぞれ解説する。
東胆振、日高管内の約100人の同会会員の中にも患者がいるという。
工藤会長(39)は「国内の患者数を苫小牧の人口比で割り出すと市内に41・5人いる計算。原因不明の指定難病だが治療できる可能性があることを知ってほしいし、多くの人に伝えてもらいたい」と訴える。
予約不要で誰でも参加できる。午後2時半ごろ終了予定。
問い合わせは工藤会長 携帯電話090(8613)0780。
















