恵庭市郷土資料館はこのほど、土曜カリンバ講座「道央の近年の発掘調査」を同館で開催した。北海道埋蔵文化財センターの藤井浩さんが苫小牧での発掘調査を中心に、恵庭近郊で見つかった遺跡について解説した。
藤井さんは、苫小牧市高丘で行われた苫小牧中央インター線(仮称)道路の改良工事に伴う発掘調査を説明。高丘を二つのエリアに分けて調査を進めると、シカや小動物を捕獲するための落とし穴「Tピット」や、当時の人々が生活で使用した物を山状に積み重ねていた盛り土遺構などが多数見つかったと振り返った。
調査の様子や出土した物の写真などをスライドで提示しながら、それぞれの特徴を説明した。
また、千歳市柏台で見つかった約2万年前の「埋没林」についても触れ、絵手紙の題材にされたことがきっかけで一般の見学希望者が相次いだ逸話を語り、「遺跡への関心は何がきっかけになるか分かりませんね」と語った。
















