苫小牧市は11日、2021年度に双葉町で開設を予定する児童相談複合施設の建物概要を明らかにした。すでに児童虐待や養育の相談に対応する市の子ども家庭総合支援拠点と、道が運営する室蘭児童相談所の分室を併設する考えを示していたが、今回は相談室や会議室など各部屋の配置を公表。今年度内に設計作業を終え、20年度着工を目指す。
同日、市役所で開かれた市議会厚生委員会(宇多春美委員長)で市が説明した。
複合施設は市福祉ふれあいセンターの敷地北側に開設予定だが今回、市が示した建物概要で、鉄筋コンクリート造り平屋建ての空き施設を改修した上、南側に木造2階建ての建物を新築し、二つの建物の1階部分を渡り廊下でつなぐ構想が明らかになった。
出入り口は新築部分の1階南側に設け、玄関ホールを挟んで西側に市の支援拠点エリア、東側に児相分室エリアを配置する。虐待や養育などの相談を受ける相談室は市の支援拠点に2室、児相分室に3室。職員や関係者の会議室は、市の相談拠点と児相分室にそれぞれ1室ずつ置く。
空き施設を改修した平屋部分には、児相分室で使う医務観察室や障害の程度を判断する際の判定室を配置。トイレや給湯室などは共有する。
市町村の子ども家庭総合支援拠点と道の児相機能が同じ建物内に入居する複合施設は、道内でも珍しい。市健康こども部の桜田智恵美部長は「市と児相分室の専用エリアを明確に分けた構造となるがそれぞれの担当者が常に行き来し、情報共有して虐待対応に当たる」と強調した。
















