景況感2・6ポイント上昇 製造業が押し上げー道財務局

景況感2・6ポイント上昇 製造業が押し上げー道財務局

 北海道財務局は、2019年7~9月期の法人企業景気予測調査結果を発表した。道内の全産業の景況判断指数(BSI)は2・6で、前期(4~6月期)に比べ2・6ポイント上昇。「均衡」から4期ぶりに「上昇」超となった。製造業の景況感が12・8ポイント上昇して、全体を押し上げた。

 BSIは、景況感が「上昇」したとみる企業の割合から、「下降」したとみる企業の割合を引いた値。8月15日を調査時点に、資本金1000万円以上の道内企業473社を対象に実施。427社から回答を得た(回答率90・3%)。

 業種別では、製造業が前期比12・8ポイント増の8・5となり、3期ぶりの「上昇」超に。「木材・木製品」が77・7ポイント下降してマイナス33・3となったものの、海外向けスマートフォン関連製品を増産している「電気機械器具」が125ポイント上昇して50・0と大幅に改善。「生産用機械器具」も60ポイント上昇して40・0と「上昇」超に転じた。

 非製造業は、前期比0・3ポイント低下して0・9に縮小したものの2期連続の「上昇」超となった。農作物の収穫量増加に伴う運搬量増加などで「運輸業・郵便業」が27・8ポイント増の24・0となったが、老朽化した施設の修繕費が増えた「医療・福祉業」が80ポイント下降したマイナス40・0。「農林水産業」も18・5ポイント低下してマイナス11・8となった。

 企業の規模別では、大企業(資本金10億円以上)は前期のマイナス1・3から5・2ポイント増の3・9となり、3期ぶりの「上昇」超に。中堅企業(同1億円以上10億円未満)は前期と同じの4・4。中小企業(同1000万円以上1億円未満)は3ポイント増の1・3となり、4期ぶりに「上昇」超へ転じた。

 全産業の10~12月期の先行き判断はマイナス1・9で、「下降」超に転じる見通しだ。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る