苫小牧署は12日、4月に道警が導入した新装置「可搬式速度違反自動取締装置」を使い、苫小牧市勇払の道道で、道路交通法違反(速度超過)の取り締まりを実施した。胆振管内での装置の利用は初めて。
装置は約30センチ四方の箱形で、重さ約8キロの充電式。速度超過をレーダーで検知し、違反車両を撮影する。小型で持ち運びができ、通学路や生活道路などの狭い道路に置いて、違反車両を停車させる場所がない道路でも使える。
この日、警察官6人が午前7時から2時間、市内勇払の道道苫小牧環状線沿いに装置を設置。5月にトレーラーと市道から右折しようと道道に入った軽乗用車が衝突し、軽乗用車の20代女性が死亡した事故現場付近で、見通しの良い直線道路のため、スピードを出す車が多いという。
警察官は、制限速度60キロの道路を走行する車両のスピードを測定し、速度超過した車両を撮影。後日、違反車両の所有者に連絡があるという。
同署の梶貴晶交通1課長は「スピードの出し過ぎは事故を引き起こす。今後も装置を使い、従来とは異なる場所でも取り締まりを強化していく」と話している。
道警によると、装置は現在道内に1台で交通機動隊や指導課などが運用している。
















