3カ月間の春休み正式に決定ー苫駒大

3カ月間の春休み正式に決定ー苫駒大
全国的にも珍しい3カ月間の春休み導入を正式決定した苫小牧駒沢大学

 苫小牧駒沢大学(有澤恒夫学長)は、学内で検討を進めてきた1~3月の3カ月間を春休みに充てる新たな年間スケジュールを正式決定した。長期間の春休み導入は、語学研修やワーキングホリデー制度を活用した海外での就労、国内企業でのインターンシップなど大学では得られない体験を促し、学生の学習モチベーション向上させるのが狙い。2020年度の導入に向け、来年2月にはニュージーランドへの語学研修を行うことも決めた。

 同大によると、従来は4~7月(春セメスター)と9月中旬~翌年1月(秋セメスター)に講義を展開。その間に夏休み(8~9月中旬)、春休み(2~3月)を設定してきた。

 20年度からは、1カ月半の夏休みを1カ月に短縮した上、秋セメスターを年内に終了させ、全体の授業時間を減らさずに春休みを延長する。有澤学長は「学生が充実した休みを過ごせるよう大学側としても受け皿の確保を進めていきたい」と話す。

 3カ月間の春休み導入を正式決定したのに合わせ、同大は来年2月にニュージーランド・クライストチャーチでの語学研修を計画。異なる教育環境や生活文化の中で英語力の向上、視野の拡大、自主性を育んでもらう。

 同大が新たな年間スケジュールを導入する目的の一つに挙げていた、ワーキングホリデー制度を活用した海外での就労実現の事前準備でもあるという。

 2月16~24日までの9日間現地でホームステイし、生活文化や考え方、価値観の違いなどを学びながら現地の大学で世界中から集まった留学生と共に英語を学ぶ。

 同大の学生のほか高校生や苫小牧市民、白老町民も年齢を問わず参加できるという。参加費用は30万円前後で、申し込み締め切りは、11月末を予定。

 研修を担当する同大の山田利一教授は「語学研修で生活英語や現地の文化を学び、20年度の春休みからのワーキングホリデー制度の活用を想定している」と説明。「地域一体の開かれた研修にしたい」と述べた。

 語学研修に関する問い合わせは同大の山田教授 電話0144(61)3111。

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