苫小牧アイヌ協会(澤田一憲会長)は15日、苫小牧市美原町の錦多峰川で、新しいサケを迎える儀式「アシリチェプノミ」を行った。同協会の会員ら約50人がサケの豊漁、漁の安全を祈った。
アイヌ文化の伝承などを目的とした毎年恒例の行事で、13回目。鵡川アイヌ協会や苫小牧アイヌ文化保存会なども参加した。
民族衣装に身を包んだ参加者は錦多峰川の河口で、火の女神「アペフチカムイ」にあいさつ。サケの神への祈り「カムイチェプノミ」では、器に入った酒を「イクパスイ」と呼ばれる木製の棒でいろりに振り掛け、サケへ祈りをささげた。
先祖供養「イチャルパ」の後は、交流会を開催。サケの串焼き「マチェプ」などを味わい、民族舞踊も披露された。
澤田会長は「サケはアイヌの主食。今年も神にしっかりと祈りをささげられてよかった」と話した。
















