公立千歳科学技術大学と千歳市教育委員会は市内の小中学生に提供しているインターネット学習講座「eカレッジ」で昨年度から始めた「英検(実用英語技能検定)チャレンジコース」の利用講習会を勇舞中学校で行った。10月の英検で3~5級に挑戦する同校の生徒8人が参加し、科技大生から利用方法の説明を受けた。
eカレッジは、科技大が開発したインターネット学習教材「eラーニング」を市内小中学生に無償提供し、家庭学習に役立ててもらう学習支援事業。これまで、算数や理科、英語などの教材が用意されていたが、2018年度に「英検チャレンジコース」を追加した。
実際に学習効果を体験することで、電子学習システムの利用拡大につなげようと受験生向けの説明会を12日に初開催した。
英検は、国内最大規模の英語検定試験。「聞く」「読む」などの技能を測定し、1~5級まである。eカレッジでは、中学初級程度の5級から高校中級程度となる準2級までに対応している。
この日は、大学で、eラーニングの普及や活用について調査研究している米田司さん(大学院1年)、岩佐桂汰さん(4年)が講師を務めた。生徒たちは、自身の受験する級に合わせたプログラムを体験。5級の問題では、設問の回答を四つの選択肢から選ぶ問いや語句整序を問う出題があった。
プログラムには、間違えた問題を優先的に出題する機能が備えられている。米田さんは「どの問題を間違えたかを認識し、何度も繰り返して勉強して」と呼び掛けていた。3級を受験する湯淺星那さん(2年)は「分からない英単語のヒントや回答をすぐに確認することができて分かりやすかった。家でも使ってみたい」と話していた。
今後、システムの利用効果などの分析を行い、他の中学生たちへの利用促進につながるよう活用方法などを検討していく。
















