苫小牧市の拓勇東町内会(山端豊城会長)はこのほど、苫小牧拓勇小学校で敬老会「長寿を祝う会」を開いた。75歳以上の対象者226人のうち、最高齢94歳の女性など約80人が参加し、祝福された。
同町内会は団塊世代が75歳に達する数年後を見据え、敬老会の費用負担を軽減するなどして、持続可能な敬老会を目指そうと、今年から敬老会の内容を見直した。
仕出し店に依頼する食事は食べ残しが出ないよう、従来のオードブルを弁当の配布に変えた。冊子で発行していた会の次第は、参加対象者から寄せられたメッセージを加えてA3判の1枚にまとめ「敬寿新聞」とした。
会場には高校生役員制作のインターネット交流サイト(SNS)インスタグラムの画面を再現した顔出しパネルを設置。出席者が顔をのぞかせ、写真を撮る場面が見られた。
また、今回から若い世代との交流に力を入れ、進行役を町内会の高校生役員、小島美玖さん(15)、小山はるかさん(16)が担当。2人は出席者に夢や目標、好きな食べ物などをインタビューし、場を盛り上げた。のぞみ幼稚園の園児が「よさこいソーラン」、沼ノ端ちびっこ吹奏楽団「Pitter Patter Tooters(ピタパタトゥーターズ)」が演奏を披露した。
出席者は子どもたちのパフォーマンスに目を細め、楽団の演奏曲「ふるさと」に合わせて合唱。演奏を終えた子どもたちと握手を交わし「すごいね」「頑張ってね」と声を掛けるなど、世代を超えた触れ合いを楽しんだ。
出席した志水由男さん(88)は「祝ってもらえて感激。今後も健康長寿を目指していきたい」と話した。
山端会長は「拓勇地区は若い町と言われるが、高齢者の人数も増加している。若い世代と助け合える町内会を目指し、来年以降も世代間の交流を深める内容としていければ」と語った。
















