苫小牧は東高西低 住宅地、商業地とも下落傾向続く 基準地価

苫小牧は東高西低   住宅地、商業地とも下落傾向続く    基準地価
商業地で地価が最も高かった木場町1

 道は19日、2019年の基準地価(7月1日時点)を公表した。苫小牧市は23カ所の調査地点のうち、18地点で前年より0・4~4・3%下落した。住宅地の1平方メートル当たりの平均地価は2万400円で変動率は1・3%減となった。下落は19年連続。商業地は1・4%減の3万4500円で23年連続の減少。企業などが集まる東部地区は横ばいや一部で上昇傾向がみられたが、中心部や西部地区は下落が目立っている。

 市内は23基準地(住宅地17、商業地5、工業地1)で調査を実施した。住宅地は明野新町1(3万4500円、変動率1・5%増)が2年連続で上昇。三光町3(3万7400円)と元中野町2(2万3000円)の2地点が横ばいとなり、その他は下落した。地価が最も高いのは三光町3で、次いで明野新町1、緑町2(2万8300円、0・7%減)の順。

 下落幅が大きいのは宮の森町2(9000円、4・3%減)。次いで有珠の沢町5(1万2500円、3・8%減)、表町4(3万3200円、3・5%減)、若草町5(2万4600円、3・1%減)、双葉町1(2万6500円、2・9%減)と続く。

 商業地は拓勇東町4(3万4300円)が前年と変わらず、その他はすべて落ち込んだ。地価が最も高いのは木場町1(4万9300円、2・4%減)で、次いで拓勇東町4、表町4(3万3200円、3・5%減)など。買い物需要などが旺盛な東部地区は横ばいとなったが、市内中心部はJR苫小牧駅周辺の空洞化で下落が続いている。

 工業地は沼ノ端中央6が1万3300円で前年と変わらなかった。

 東胆振4町と日高管内は厚真、安平、むかわの3町が胆振東部地震による人口減少などが影響し、平均価格が大きく下がった。管内の平均単価は次の通り。

 ▽住宅地=新ひだか町1万3500円(変動率2・8%減)、浦河町1万1800円(2・8%減)、むかわ町8300円(4・7%減)、えりも町8000円(3・0%減)、白老町7900円(3・3%減)、新冠町7100円(1・4%減)、様似町7000円(4・3%減)、安平町6700円(5・1%減)、厚真町5200円(4・2%減)、日高町4000円(2・3%減)、平取町2700円(2・4%減)

 ▽商業地=新ひだか町2万5900円(5・5%減)、日高町2万円(4・8%減)、浦河町1万7400円(3・3%減)、えりも町1万5500円(3・1%減)、様似町1万4400円(4・0%減)、むかわ町1万2600円(5・3%減)、安平町1万2200円(4・7%減)、厚真町1万1300円(4・2%減)、新冠町1万円(2・9%減)、平取町8400円(2・9%減)、白老町7100円(6・6%減)。

 基準地価 国土利用計画法に基づき、各都道府県が毎年7月1日時点で調べる土地1平方メートル当たりの価格。国土交通省が全国の状況をまとめ公表している。同省が毎年1月1日時点で調査する「公示地価」と並び、土地取引の目安となる。今年の道内の対象地点は前年比33地点減の全道1039地点。

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