東胆振のドクターヘリ離着陸場 夏季65→冬季7カ所に

東胆振のドクターヘリ離着陸場   夏季65→冬季7カ所に
冬期間でもドクターヘリが安全に離発着できる体制整備が求められる(室蘭開建提供)

 ドクターヘリが急病患者を乗せた救急車と合流する臨時離着陸場「ランデブーポイント」が東胆振1市4町で現在65カ所あるうち、冬期間も毎日利用できるのは7カ所にとどまっていることが室蘭開発建設部の調査で分かった。除雪など維持管理が必要なため利用地点が限られるという。この現状を受け、同開建は施設管理者に冬期間の除雪対応を要望する考えだ。

 ドクターヘリは救急医療用機器を搭載したヘリコプター。医師と看護師が同乗し、疾病や事故などの重症患者に救命措置を行いながら札幌の医療機関に搬送する。東胆振では札幌の手稲渓仁会病院を基地病院に2005年度からスタート。17年度の出動件数は苫小牧市24件、白老町2件、厚真町と安平町各3件、むかわ町4件の計36件だった。

 救急車からドクターヘリに患者を乗せ替えるランデブーポイントは所轄消防署、基地病院、施設管理者の3者で合意して決めた学校や公共施設のグラウンドなど。東胆振では65カ所が登録され、夏期間は平均15分で救急車が到着できる。

 一方、冬期間は同開建の施設を中心とする7カ所で、到着時間は平均30分まで拡大する。国土交通省は第8期北海道総合開発計画(16年度~25年度)で、到着時間を夏場並みに引き上げる目標を設定しており、同開建の道路計画課は「冬期間も利用できる体制整備を関係機関に呼び掛けたい」と話している。

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